車両保険で修理するべき? 使ったほうがいいケースと自費が得なケースを解説

車をぶつけてしまったとき、「車両保険を使えば自己負担が少なくて済むかも」と考える方は多いと思います。一方で、「保険を使うと保険料が上がる」とも聞くので、どうするのがよいか迷ってしまうものです。
この記事では、すべての保険会社の保険修理に対応しているカーケアマックスやしろ店が、車両保険を修理に使うべきかどうかの判断の目安と、保険修理の流れをわかりやすく解説します。
目次
- 1. 車両保険で修理するかは「修理代」と「保険料の上がり分」で決める
- 2. 車両保険で補償されるもの
- 3. 車両保険を使うと保険料はどうなる?
- 4. 保険を使ったほうがいいケース
- 4-1. 修理代が高額になる
- 4-2. 相手のいる事故で、自分の過失分がある
- 4-3. ほかの補償もあわせて使う
- 5. 自費で直したほうが得なケース
- 6. 判断に迷ったときの考え方
- 6-1. 見積もり→保険会社に相談の順で
- 6-2. 数年分の保険料で比べる
- 6-3. 修理方法で修理代を下げられないか
- 7. 当て逃げやいたずらの場合
- 8. 保険を使って修理する流れ
- 9. 保険を使う前に確認したい契約内容
- 10. 事故の種類によって等級の下がり方が違う
- 11. 保険会社に連絡するときに伝えること
- 12. 車両保険と修理についてよくある質問
- 12-1. 見積もりを見てから保険を使うか決めてもいいですか?
- 12-2. 保険会社が指定する工場でないといけませんか?
- 12-3. 保険修理でも代車は借りられますか?
- 13. まとめ
車両保険で修理するかは「修理代」と「保険料の上がり分」で決める
結論からお伝えすると、車両保険で修理するかどうかは、修理代と、保険を使ったときに翌年以降上がる保険料の合計を比べて決めるのが基本です。修理代が高額なら保険を使うメリットが大きく、修理代が比較的安い場合は自費で直したほうが結果的に負担が少ないことがあります。
まずは修理の見積もりを取り、金額がわかってから保険会社に相談して、保険料がどのくらい変わるかを確認しましょう。
車両保険で補償されるもの
車両保険は、自分の車の損害を補償する保険です。補償の範囲は契約のタイプによって違い、一般的には次のような損害が対象になります。
- ほかの車との事故による損害
- 電柱や壁にぶつけた自損事故(契約のタイプによっては対象外)
- 当て逃げ(契約のタイプによっては対象外)
- いたずらや落書き、飛び石、台風や洪水などによる損害
どこまで補償されるかは契約によって大きく異なるので、まずはご自身の保険証券や保険会社の窓口で確認してください。また、免責金額(自己負担額)を設定している場合は、その金額を差し引いた額が支払われます。

車両保険を使うと保険料はどうなる?
車両保険を使うと、多くの場合、翌年の契約で等級が下がり、保険料が上がります。しかも、下がった等級が元に戻るまでには何年かかかるため、保険料の上がり分は1年だけでなく数年分になることがあります。
どのくらい上がるかは、今の等級や契約内容、保険会社によって異なります。保険会社に「修理代がこのくらいで、保険を使った場合と使わない場合で今後の保険料がどう変わるか」を問い合わせると、具体的に比べられます。
保険を使ったほうがいいケース
修理代が高額になる
骨格に及ぶ損傷や、複数のパネルの交換が必要になるなど、修理代が大きくなる場合は、保険料の上がり分を差し引いても保険を使うメリットが大きくなります。
相手のいる事故で、自分の過失分がある
相手のいる事故では、過失の割合に応じて相手の保険から修理代が支払われ、自分の過失分を車両保険でまかなう形になります。事故の流れは事故車の修理の流れと費用・保険で解説しています。
ほかの補償もあわせて使う
相手の車や物への賠償など、ほかの補償も同時に使う場合は、車両保険も一緒に使うかどうかで保険料の変わり方が違うことがあります。保険会社に確認しましょう。
自費で直したほうが得なケース
バンパーの擦り傷や小さなへこみなど、修理代が数万円程度で済む場合は、保険を使うと保険料の上がり分のほうが大きくなることがあります。当店の価格例では、バンパーの擦り傷修理が27,000円〜(ヴィッツ)、ドアの変形修理が47,000円〜(タント)です。部位別の目安は板金塗装の相場の記事で紹介しています。
自費で直す場合でも、リサイクル部品やデント修理など直し方の工夫で費用を抑えられます。支払いを分けたい場合は、カード払いや板金ローンも使えます。詳しくは車の修理代はローンで払える?をご覧ください。

判断に迷ったときの考え方
見積もり→保険会社に相談の順で
まずは修理工場で見積もりを取り、修理代を確認します。そのうえで保険会社に「この金額で保険を使った場合、今後の保険料はどう変わるか」を聞くと、保険を使った場合と使わない場合の負担を具体的に比べられます。保険会社への連絡だけで、すぐに保険を使うことが決まるわけではありません。
数年分の保険料で比べる
保険を使ったことで上がる保険料は、1年分ではなく、等級が戻るまでの数年分を合計して考えましょう。その合計より修理代が安ければ、自費で直したほうが負担は少なくなります。
修理方法で修理代を下げられないか
リサイクル部品を使う、交換ではなく板金で直す、小さなへこみはデント修理にするなど、直し方を工夫すると修理代が下がり、自費で直せる範囲が広がることがあります。見積もりのときに、ご予算を伝えて相談してみましょう。
当て逃げやいたずらの場合
駐車中の当て逃げや、いたずらによる傷も、契約のタイプによっては車両保険の対象になります。警察への届け出が必要になることが多いので、気づいたら早めに届け出ておきましょう。相手がわからない損傷でも、まずは見積もりで修理代を確認し、保険を使うかどうかを判断するのは同じです。
保険を使って修理する流れ
- 事故の場合は警察に届け出て、保険会社に連絡する
- 修理工場に車を持ち込む(走れない場合は引き取りを依頼)
- 修理工場が損傷を確認して見積もりを作り、保険会社と修理内容・金額を確認する
- 修理を行い、保険金が支払われる
- 免責金額などの自己負担分があれば支払って、車を受け取る
修理工場は、保険会社の指定でなくてもご自身で選べます。カーケアマックスやしろ店は、すべての保険会社の保険修理に対応しており、面倒な保険会社とのやり取りもお任せいただけます。保険を使う場合のメリット・デメリットもご説明しますので、迷ったら見積もりの段階でご相談ください。
保険を使う前に確認したい契約内容
車両保険を使うかどうかを考える前に、まず自分の保険証券で次の内容を確認しておきましょう。
- 車両保険のタイプ:補償の範囲が広いタイプか、範囲をしぼったタイプか(単独事故や当て逃げが対象外のこともある)
- 免責金額(自己負担額):保険を使っても自分で払う金額が決まっていることがある
- 代車費用の特約:修理中のレンタカー代などが補償されるか
- 弁護士費用特約:もらい事故で相手と交渉するときに使えるか
- 今の等級と、保険を使った場合に下がる等級
わからないことは、保険会社や保険の代理店に聞いてみましょう。当店は日新火災海上保険の代理店でもあり、保険修理はすべての保険会社に対応しています。
事故の種類によって等級の下がり方が違う
一般的に、車両保険を使うと翌年の等級が下がり、保険料が上がります。下がり方は事故の種類によって違い、ぶつけた事故では3等級、飛び石やいたずら、盗難などでは1等級下がるのが一般的です。また、保険を使わずに事故のなかった年は等級が上がりますが、保険を使うとその分も上がらなくなります。
そのため、修理代だけでなく、数年分の保険料の差を比べて決めることが大切です。具体的な金額は保険会社に試算してもらうと確実です。
保険会社に連絡するときに伝えること
- 契約者の名前と、保険証券の番号
- 事故や損傷が起きた日時と場所
- どのように傷が付いたか(事故の状況)
- 相手がいる場合は、相手の名前と連絡先、相手の保険会社
- 修理を頼む修理工場の名前と連絡先
修理工場が決まっていると、保険会社と修理工場のあいだで損害の確認がスムーズに進みます。当店はすべての保険会社の修理に対応していますので、保険を使うか迷っている段階でもご相談ください。
車両保険と修理についてよくある質問
見積もりを見てから保険を使うか決めてもいいですか?
はい。見積もりで修理代を確認してから、保険会社に保険料の変化を問い合わせて判断するのがおすすめです。
保険会社が指定する工場でないといけませんか?
いいえ、修理工場はご自身で選べます。当店はすべての保険会社に対応しています。
保険修理でも代車は借りられますか?
当店では修理中の代車を無料でお貸ししています。
まとめ
車両保険で修理するかどうかは、修理代と、保険を使ったときの今後の保険料の上がり分を比べて決めましょう。
- 補償の範囲や免責金額は契約で違うので、まず確認する
- 修理代が高額なら保険、数万円程度なら自費が得なことも
- 見積もりを取ってから保険会社に相談すると比べやすい
- 修理工場は自分で選べる
福井で保険を使った修理をお考えなら、福井市の板金塗装・修理専門店 カーケアマックスやしろ店にご相談ください。
