車のガラスコーティングとは? 特徴とメリット・デメリット、施工前に知っておきたいこと

車のコーティングの中でも、よく耳にするのが「ガラスコーティング」です。名前は知っていても、ほかのコーティングと何が違うのか、本当に自分の車に必要なのか、わからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ボディコーティングや板金塗装を行っている福井市のカーケアマックスやしろ店が、ガラスコーティングの特徴とメリット・デメリット、施工前に知っておきたいことをわかりやすく解説します。当店で施工しているボディガラスコーティング「バリアクリスタルNEO」の特徴と料金もご紹介します。
目次
- 1. ガラスコーティングは「硬い被膜で塗装を守る」コーティング
- 2. ほかのコーティングとの違い
- 3. ガラスコーティングのメリット
- 4. ガラスコーティングのデメリット・注意点
- 5. 新車と中古車での考え方
- 5-1. 新車の場合
- 5-2. 中古車・年数がたった車の場合
- 6. 施工の一般的な流れ
- 7. 施工後のお手入れ
- 8. 当店のガラスコーティング「バリアクリスタルNEO」
- 8-1. 特徴とポイント
- 8-2. 料金(税込)
- 8-3. 施工後の注意事項
- 9. ガラスコーティングに向いている車・向いている人
- 10. ウォータースポットを防ぐには
- 11. ガラスコーティングとワックスの使い分け
- 12. コーティングの前に直しておきたい傷・へこみ
- 13. 屋外駐車と屋根付き駐車での違い
- 14. コーティングの相談で伝えておきたいこと
- 15. ガラスコーティングについてよくある質問
- 15-1. ガラスコーティングの料金はいくらですか?
- 15-2. ガラスコーティングは何年持ちますか?
- 15-3. 傷がある車にも施工できますか?
- 15-4. コーティング後も洗車は必要ですか?
- 16. まとめ
ガラスコーティングは「硬い被膜で塗装を守る」コーティング
結論からお伝えすると、車のガラスコーティングは、ガラス質の硬い被膜を塗装の表面に作って、汚れや紫外線から塗装を守るコーティングです。汚れが付きにくく、付いても落としやすいので、車をきれいに保つ手間を減らしたい方に向いています。
ただし、仕上がりは施工前の下地処理で大きく変わります。また、傷を完全に防ぐものではないので、効果と限界を知ったうえで選ぶことが大切です。
ほかのコーティングとの違い
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ワックス | 手軽だが、雨や洗車で落ちやすく、こまめな塗り直しが必要 |
| ポリマー系 | 樹脂の膜でつやが出やすい。ガラス系より持ちは短めとされることが多い |
| ガラス系 | ガラス成分を含む被膜。ガラスコーティングより手軽なものも多い |
| ガラスコーティング | 硬い被膜で塗装を保護。下地処理が大切で、プロの施工が向いている |
商品によって成分や呼び方はさまざまです。コーティング全般については車のコーティングは必要?でも解説しています。

ガラスコーティングのメリット
- 汚れが付きにくく、洗車で落としやすい
- 紫外線や雨、鳥のフンなどから塗装を守りやすくなる
- つやが出て、車がきれいに見える
- ワックスのようにこまめに塗り直す手間が少ない
当店のバリアクリスタルNEOの場合は、施工後1年間メンテナンスフリーで、アフターケアは水洗いだけで大丈夫です。ワックスも必要ありません。
ガラスコーティングのデメリット・注意点
- 飛び石や擦り傷を完全に防ぐことはできない
- 施工前の下地処理に手間がかかる
- 水あかやウォータースポットが付くことがあるので、お手入れは必要
- 塗装の傷みが大きい車は、先に補修が必要になることがある
「コーティングをすれば洗車も不要になる」と考えていると、思ったような効果を感じられないことがあります。メンテナンスフリーのコーティングでも、汚れを落とす水洗いは必要です。洗車をしやすくするためのもの、と考えるとよいでしょう。また、お車の状態によっては効果が出にくい場合があります。
新車と中古車での考え方
新車の場合
新車は塗装の状態がよいため、コーティングの効果を感じやすいタイミングです。きれいな状態を長く保ちたい方は、早めに検討するとよいでしょう。
中古車・年数がたった車の場合
年数がたった車は、細かな洗車傷や水あか、色あせがあることが多く、磨いて塗装の表面を整えてから施工します。塗装の剥がれや大きな傷がある場合は、先に板金塗装で直してからのほうがきれいに仕上がります。塗装の剥がれについては車の塗装剥がれの原因と直し方で解説しています。

施工の一般的な流れ
- 洗車で砂やほこり、汚れを落とす
- 鉄粉や水あかを取り除く
- 磨きで細かな傷やくすみを整える(下地処理)
- 脱脂して、コーティング剤が密着しやすい状態にする
- コーティング剤を塗り、ムラなく仕上げる
- 乾燥・硬化させる
この中で特に大切なのが、磨きを中心とした下地処理です。下地がきれいに整っているほど、コーティングの仕上がりもきれいになります。
施工後のお手入れ
- 施工直後は、しばらく雨や洗車を避ける(施工店の案内に従う)
- 汚れは長く放置せず、こまめに手洗いで洗車する
- 手洗いは柔らかいウエス(布)とたっぷりの水で。洗車ブラシやブラシ式の洗車機はできるだけ使わない
- 洗車後は水滴を拭き取り、水あかを防ぐ
- 鳥や虫のフンはすぐに取り除く
- ワックスや撥水コート、研磨剤入りのコンパウンドは使わない
当店のバリアクリスタルNEOの施工後の注意事項は、下の「施工後の注意事項」でご案内しています。
雪の多い福井では、冬に泥や融雪剤が付いたままにしないよう、こまめに洗い流すことが塗装を守ることにつながります。浅い傷の対処は車の傷消しの方法も参考にしてください。
当店のガラスコーティング「バリアクリスタルNEO」
カーケアマックスやしろ店では、次世代型環境対応コーティング「バリアクリスタルNEO(barrier crystal NEO)」(販売元:株式会社エヌエム)でボディガラスコーティングを施工しています。「1年間メンテナンスフリーで低価格の本格ボディガラスコーティング」で、仕上がりはこれまでのボディガラスコーティングに劣りません。坂井市のお客様のボディコーティングなどの施工実績があり、板金塗装の仕上げにも、塗装面を磨いてコーティングを施しています。
特徴とポイント
- 深いツヤ:ガラスがボディ全体を覆い、ガラス特有の深みのあるツヤと輝きが出ます。
- 輝きが持続:施工したときのツヤ・光沢・汚れの付きにくさを長く保ちます。
- 汚れにくい:親水性の低撥水タイプです。雨と一緒に泥やほこりが落ちるので汚れが付きにくく、水あかになりにくくなります。水がまとまって流れ落ち、水玉が残りにくいのも特長です。
- 洗いやすい:ガラスの被膜が汚れを染み込ませないため、洗車がスムーズ。ワックスは必要ありません。
- 低価格:従来のボディガラスコーティングより低価格で施工できます。
- 1年間メンテナンスフリー:耐久性が長く、1年間はメンテナンス不要。アフターケアは水洗いだけで大丈夫です。
施工後は「施工証明書」を発行します。車検証ケースと一緒に保管してください。性能を保つために、施工後1年ごと(12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月…)の施工をおすすめしています。なお、お車の状態によっては効果が出にくい場合があります。
料金(税込)
| クラス | 車の大きさ | 施工料金 |
|---|---|---|
| SSクラス | 軽自動車 | 28,600円 |
| Sクラス | 普通乗用コンパクトカー | 33,000円 |
| Mクラス | 普通乗用 | 40,700円 |
| Lクラス | ミニバン | 50,600円 |
| LLクラス | 大型車・大型バン | 60,500円 |
※購入されて数年経過したお車の場合は、下地処理費用が別途かかる場合があります。
傷や塗装の傷みがある場合は、修理とあわせてご相談ください。お見積もりは無料です。当店のボディコーティングの特徴・料金・施工の流れはボディコーティングのページでご案内しています。
施工後の注意事項
- ガソリンスタンドなどのブラシ式の門型洗車機は、極力使わないでください。
- 洗車ブラシは使わないでください。
- 手洗いのときは、柔らかいウエスを使い、たっぷりの水で洗ってください。
- 撥水コートやワックスは使わないでください。
- 路面の近くや車通りの多い場所は鉄粉が多いため、屋根付きの駐車場か、キズの付きにくいボディカバーがおすすめです。
- 海辺や雪道を走ったあとは、塩分がサビ汚れの原因になるので、早めに洗車してください。
- 鳥や虫のフンは、染み・ムラ・酸化・クボミの原因になるので、すぐに取り除いてください。頑固なものは水で十分ふやかしてから取り除きます。
ガラスコーティングに向いている車・向いている人
- 新車や、塗装の状態がよい車
- 屋根のない駐車場で、雨やほこり、日差しを受けやすい車
- 洗車の回数を減らしたい、洗車を楽にしたい人
- 黒や紺など、水あかや細かな傷が目立ちやすい色の車
- この車に長く乗る予定の人
反対に、塗装が全体的に色あせている、剥がれている車は、コーティングの前に塗装の補修が必要になることがあります。塗装の状態がよくない場合は、まず修理の相談をしましょう。
ウォータースポットを防ぐには
ウォータースポットは、ボディに残った水滴が日差しで乾いて、水に含まれる成分が輪じみのように残る現象です。コーティングをした車でも起こることがあります。
- 洗車は、日差しの強い日中を避けて、朝や夕方、くもりの日に行う
- 洗車後や雨のあとは、やわらかいクロスで水滴を拭き取る
- 井戸水など、成分の多い水で洗ったあとは特にしっかり拭き取る
ついてしまったシミは、軽いものなら洗車で落ちることもありますが、時間がたつと落ちにくくなります。気になる場合は早めに相談してください。コーティング全般のお手入れは車のコーティングは必要?でも解説しています。
ガラスコーティングとワックスの使い分け
ガラスコーティングをした車に、市販のワックスを重ねて塗る必要は基本的にありません。ワックスに研磨剤が入っていると、コーティングの被膜を削ってしまうことがあるためです。当店のバリアクリスタルNEOはワックス不要のコーティングなので、撥水コートやワックスは使わないでください。
つやが落ちてきたと感じたときは、まず洗車でしっかり汚れを落としてみましょう。それでもつやや水の流れ方が戻らない場合は、表面に汚れの膜ができていることがあります。自分で強くこすらず、施工したお店に相談するのが安心です。バリアクリスタルNEOは、1年ごとの再施工で性能を保つことをおすすめしています。
コーティングの前に直しておきたい傷・へこみ
コーティングは、今の塗装の状態をそのまま閉じ込めるように保護するものです。次のような傷みがある場合は、コーティングの前に直しておくと、仕上がりがきれいになります。
- 爪が引っかかる深さの擦り傷
- 飛び石による塗装の欠け
- 小さなへこみ(ドアパンチなど)
- クリア層の剥がれや、色あせ
当店では板金塗装も行っているため、傷やへこみの修理とコーティングを一緒にご相談いただけます。飛び石の欠けについては飛び石の傷は修理すべき?で解説しています。
屋外駐車と屋根付き駐車での違い
屋根のない場所に停めている車は、日差しや雨、鳥のフン、黄砂などを毎日受けるため、塗装が傷みやすくなります。コーティングをしておくと、汚れを落としやすくなり、塗装を守りやすくなります。
屋根付きの車庫に停めている車でも、走っているあいだの汚れや、冬の融雪剤は避けられません。どちらの場合も、こまめな洗車とあわせて考えるとよいでしょう。
コーティングの相談で伝えておきたいこと
- 車の年式と、ふだんの駐車場所(屋外か屋根付きか)
- 洗車をどのくらいの頻度でしているか
- 気になっている傷や水あか、色あせ
- どんな仕上がり(つや・水の流れ方)が好みか
使い方や好みを伝えておくと、車に合ったコーティングと下地処理を提案してもらいやすくなります。
ガラスコーティングについてよくある質問
ガラスコーティングの料金はいくらですか?
当店のバリアクリスタルNEOは、軽自動車(SSクラス)28,600円から、大型車・大型バン(LLクラス)60,500円まで、車の大きさで決まります(税込)。購入されて数年経過したお車の場合は、下地処理費用が別途かかる場合があります。詳しくは上の料金表をご覧ください。お見積もりは無料です。
ガラスコーティングは何年持ちますか?
当店のバリアクリスタルNEOは、施工後1年間メンテナンスフリーです。性能を保つために、1年ごとの再施工をおすすめしています。施工時にお渡しする施工証明書で、前回の施工時期を確認できます。
傷がある車にも施工できますか?
浅い傷は磨きで整えてから施工します。深い傷や塗装の剥がれは、先に板金塗装で直すのがおすすめです。
コーティング後も洗車は必要ですか?
はい、必要です。汚れが落としやすくなるので、こまめな洗車できれいな状態を保ちやすくなります。バリアクリスタルNEOの場合、アフターケアは水洗いだけで大丈夫です。ブラシ式の洗車機や洗車ブラシは避け、柔らかいウエスとたっぷりの水で洗ってください。
まとめ
ガラスコーティングは、硬い被膜で塗装を守り、汚れを落としやすくするコーティングです。
- 汚れが付きにくく、お手入れが楽になる
- 傷を完全に防ぐものではなく、お手入れは必要
- 仕上がりは下地処理で決まる。傷みが大きい車は先に補修を
- 当店のバリアクリスタルNEOは1年間メンテナンスフリー、料金は税込28,600円から。1年ごとの再施工がおすすめ
福井でガラスコーティングや塗装のことでお悩みなら、福井市の板金塗装・修理専門店 カーケアマックスやしろ店にご相談ください。当店のコーティングについてはボディコーティングのページをご覧ください。
